Z4 E85 エアコンが効かない
2021年8月27日 金曜日
エアコンが全く効かないとの事で入庫しました。
Z4を見てくれる工場が少なくディーラーまでは距離があるとの事で、とても困ってらっしゃいました。
国産車の場合はコンプレッサー交換したら良い、エキパンのつまりじゃないの?
ガスがない、リレーがおかしいのでは…とりあえず、交換したら…など💦💦
と言う工場が多々あります。国産車は値段もあまり高くなく中古もたくさんあるので、
ホイホイ交換しても良いのですが、輸入車は、そうはいきません。中古の部品も少なく、
何より、値段がめちゃくちゃ高い!!Z4の場合コンプレッサーの部品の値段は、
何と!!17万3千⁈うわっ!!
なのでしっかり診断してからの部品注文になります。
まずは、ガス圧のチェックをしていきます。
ガス量をチェックしましたら、量はOKですね。しかし、低圧・高圧ともに高い数値です。
コンプレッサーのマグネットスイッチもきちんと作動してました。
純正診断機を使用して見てみます。
ツリー方式部分で確認する所はIHKAの所、
エアコンコンピューター部分はここから入っていきます。
ライブデーターを見ながら診断機でACをON・OFFにして各機能をチェックしていきます。
圧力プレッシャー作動時はOK!!エアコンスイッチ部電源OK!
エアコンOFF時のエバパレーターのつまりも無し、温風、冷風切り替えてもOK!
圧力は低圧・高圧一定と…なると…
エキパンの戻りパイプは熱くもなく冷たくもなく常温位、高圧側も常温…
データも図りスイッチ等もOK!!
これは…もうコンプレッサー圧力不足の典型的な症状ですね…
コンプレッサーが壊れる原因は主に内部のオイルがなくなり、焼き付けによる故障なのですが、
ここで問題なのは、コンプレッサー内の鉄粉が他の部位に周っていないかがとても重要になります。
他の部位に(エキパンやレシーバタンク)に鉄粉が詰まっていたら、コンプレッサーのみ交換しても
鉄粉が配管内を巡っているので、また、詰まりを起こし壊れます。
コンプレッサーを取り外した時に、コンデンサー側のパイプに鉄粉が無いかを確認してからの
修理になります。
それでは、コンプレッサーを取り外します。
Z4E85は比較的整備性が良いので、ササっと取り外せます。
パイプ部分を取り外し中を見てみると、鉄粉は何一つありませんでした。
配管フラッシングはやらなくても大丈夫ですね。
取り外したコンプレッサーと新しいコンプレッサーを見比べてみると、新しい方には何かついています。
ん~何だろう?あとで調べて見ますが、対策品か何かだと思います。
それと、エキパンとリキッドタンクも新品に交換します。念には念を。もありますが、
BMWやZ4に限らず輸入車の場合コンプレッサー交換のみだと、保証外になってしまうので、
この二つも交換しないとダメなのです。
取り外した部品です。取り付けましたので、スナップオンデュエルプロを使って施工しています。
圧力チェックを行い、漏れが無いか確認します。外気温31℃の時9℃なのでエアコンOKですね。
今回使用した、添加剤とエアコンオイルです。
ワコーズパワーエアコンプラスかなり良いです。
冷えを長く保たせる添加剤です。
エアコンメンテナスはやはり大事です。エアコンが効かない室内はDEADなので気を付けましょう。
3年に一回はガスクリーニングエアコンオイル管理はしていきましょう!!
ベンツ Mクラス ロイヤルパープルオイル交換・フォルトチェック
2021年7月14日 水曜日
皆さんお久しぶりでございます!!
2か月ブリの投稿になってしまいました💦
すいません🙇💦
梅雨も明けて、蒸し暑い日が続いてますね💦
エンジンも暑さには弱いので、油膜の厚いオイルに交換してあげましょう。
と言うわけで、W166クリーンディーゼルベンツのオイル交換です。
ディーゼルオイルにロイヤルパープル!?と思っておられる方……
「はいっ‼大丈夫です‼」
どんなオイルでも触媒は被毒致します。オイルが蒸発しなければ問題はでないのです!!
実際にハイエースなどのディーゼルやBMWのディーゼルなどのHPSの使用にて
DPFの再生回数は減っているデータがあります!!
なので、そこそこ名の知れているディーゼルオイルより
ロイヤルパープルのHPSの方が良い場合も多々あります!!
リフトUPしてアンダーカバーを取り外します。
ドレーンを取りオイルを抜きます。
いつもはペトロナスのオイルを使うのですが、
今回はロイヤルパープルで行きますっ!!!(今回もだけど、、、、(笑))
ドレーンワッシャーは当然一回で交換です✨
メーター内に点検キロ数がOVERしてるとでていたので、
それとついでにCBSのリセットもついでにやって行きます。
以外と他の整備工場さんやってなかったりします💦
診断機をつけてオイルメンテナンスしますので、フォルトチェックもサービスになります😊
診断機単体での故障診断は有料になりますので、オイル交換は
診断機器チェックつきなのでお得ですよ!!
持ち込みはNGですけど💦💦
ベンツSLC納車準備
2021年5月9日 日曜日
みなさんこんにちは!!
今回は整備依頼ではなくお客様にお渡しする納車準備をご紹介します!!
お車が赤のベンツ……しかも、オープンカー!?
かっこいい!!
『子供にいずれ譲りたいから、赤にしたんだよ。』
とお客様がおっしゃっていました。
うっ、、、、羨ましいー!!
自分もそんな父親がほしかった!(笑)
そうだ自分も素敵な父親になろうー!!
私の愛車も子供に譲ることを誓いました!
平成19年度L385Sタント15万キロ車!!
目指せ30万キロ!!
いらないなんて言わせません!!
ではそろそろ始めます(笑)
車両をリフトアップして、まずは足回りブレーキの確認
はー……ベンツはすごいね!!純正でローターはドリルドですか⁈
フロント、リアとブレーキ回りパットセンサー確認します。
続いては、車体の下回りチェック
オイル漏れサビは全く無いです。パーフェクト!!
タイヤも4本新品に交換しました。
あとは、オイルエレメントとオイル交換を行います。
いつもは、ロイヤルパープルのオイルを使用しますが、
今回はペトロナスのオイルとSOD-1を注入させて頂きました。
ペトロナスのオイルは一般的にあまり出回っていませんが、輸入車の分かる人には
知られている良いオイルなのです。
最後に診断機を使って故障コードが無いかチェックしてお客様に安心して頂ける様に
必ず、チェックシートをお渡しします。
CBSのリセットもきちんと行い終了です。
この度はご購入ありがとうございます。アフターもしかっりやらせていただきますので、
よろしくお願いします!!
自社ではメンテナスをしっかり行い納得してから納車します。
ダメな部品は交換しています。
お客様に『これ赤字になるのでは?』と聞かれます。
『はい、赤字です😅』と言うこともあります(笑)
それでもお客様との信頼が築けるなら良いです!!
(経営者としてはいかがなものか(笑))と思いますが😅💦
話がそれてしまいましたが、きちんと整備してお渡ししていることが、
このブログで伝わればと思います。新車・中古車のご購入をお考えの方は
ぜひ一度ご相談ください。お待ちしております!
JB23 ジムニー オイル交換の大切さ
今回のご依頼は、走行中にガラガラ異音がして、加速しないとのことで入庫いたしました。
ターボー車なのに、加速がない…
ある程度走行したら、マフラーからの白煙モクモク……
これはもう、典型的なターボーの故障の症状です。
と言うことでサクサクっとターボーを取り外していきます。
アウトレットパイプを外し、タービンホイール(タービンの中にある羽根)の部分が
ガタガタしています。
吸気インペラー側がOUTですね。
お客様に相談した所、リビルト品ターボーに交換と選択されました。
ジムニーに限らず、ターボー車が壊れる原因がほぼほぼオイルの劣化です。
(オイル交換しなかったり、あまり良くないオイルを使ったりすると、オイルが熱さに耐えれなくなり
燃えてススみたいになります)
小さなオイルラインにスラッジ(ススみたいな物)が溜まりオイルの通り道が塞がれます。
このオイルの通り道の大きさは爪楊枝より小さいのです。
そうすると熱でシャフトが高熱になり、焼き付いてTHE・ENDとなるのです。
ですから、ターボー車のオイル交換はきちんと管理する必要があります。
ロイヤルパープルのオイルはターボー車に最適ですので、おすすめです!
それと、最強添加剤SOD-1はスラッジのお掃除もしてくれるので、
ジムニーに最適かもです✨
そして、タペットカバーからのオイル漏れもありました。
プラグホールからもオイルが漏れて、プラグがオイルで溺れていました。
オイルシールの劣化により、オイルが漏れる原因は、シールの材質にもよりますが、
これもまた、オイルの性能低下により、酸化してしまい、シール部を破壊していきます。
オイルは高温になりすぎると、役目を果たし、弱まっていきます。
そうすると、オイルシール部に溜まったオイルは先ほども話した通り、スラッジになり、
固まりながらオイルシールをパッキパキに硬化して密着を無くしていきます。
そうすると、密着部の隙間からオイルが漏れ始めます。
タペットカバーを外して見てみると、中身は茶色で一色です。
あまり良いオイルを使っていなかったようですね…
タペットカバーの表・裏も綺麗に洗浄しておきました✨
取り外した逆の順序で組み付けていきます。
試乗した結果グイグイ加速していきます。軽自動車のターボーは気持ちよく回ってくれますね😊
異音、白煙も無くなり無事終了です。
オイルの大事さをわかって頂けましたか?
オイル選びで愛車の寿命が決まると言っても過言ではありません。
車体のサビはのきますがね(笑)
R56 ミニクーパー コーディング、バックカメラ ナビ取り付け
皆さんこにちは(*^^*)
だいぶ暖かくなってきましたね!!夏も近づいてきました!!
エアコンのメンテナンスはお済ですか?
まだの方は是非お試しください(^^)/
はい、お決まりの宣伝でした(笑)
さて今回ご紹介するのは、自社ミニ子(R56)ヘッドライトのバルブ
LED交換ついででは無いのですが、あると便利なバックカメラ取付と
社外ナビ取り付けです(笑)
まずは、ヘッドライトのLEDの取付ですが、LEDは消費電力が少ないので、
球切れ警告灯がメーター計器に表示されます。
それと、電力確認のためにフラッシング(パッシング)を行っています。
なので、コーディング(プログラミングの書き換え)を行わなければなりません。
スモール球、ウィンカー球、ナンバー球、バックライト球、フォグランプ球、
この内一つでもLEDに変えた時は警告灯が点灯します。
というわけで…コーディングを行いました!!
今後の事も考えて、バルブ関係の部分全てコーディング行いました!
続いて純正ナビを取り外して、社外ナビの取付です。
個人的にはアルパインが好きです😊
バックカメラも取付、ついでに、ドラレコも付けました!!
グレードアップしたミニ子になりました🤩👏