オシロスコープ勉強会!! フリークにて!! 同志あつまる!!
2021年11月18日 木曜日
皆さんこんにちは!!
今回のブログは整備事例ではなく、オシロスコープを使った勉強会の様子をお届けします😊
近年の自動車はコンピューター制御の塊みたいなもので、昔の親方整備士みたいに、
たぶんこれで大丈夫とか、何となくの勘では整備ができなくなってきています。
電気を流し、電圧降下などで各センサーを使用して、自動車を動かしています。
そうなると、電気回路図や各センサー、アクチュータが適切なのかなどを、診断できないと、
整備ははっきり言って無理なのです・・・
センサーに流れる電気はサーキットテスタで見ることは不可能であり、
1000分の1秒単位で流れる電気はオシロスコープでしか測定出来ません。
今回オシロスコープの著者である浅田自動車代表の浅田先生が来て頂けると言うことで、
これは、絶対に行かなければならん!!と思い愛媛県にあるフリークさんに行かせて頂きました!!
朝8時30分にフリークさんに到着!!
おいしいコーヒーを頂き、工場の中を見学していると・・・
すごい数の診断機!!
机の下にはフィアットのメカトロ(シングルクラッチ)が5機!!
色々な種類のオイルタンクの数・・・
勉強時間が近づいて来たので、次々と同志達が集まってきました。
皆さんの勉強したいオーラが伝わって来たところで、講師の方々がお見えになりました。
今回勉強会に来た下さった講師の方々は・・・
オシロスコープの著者である浅田先生、ボッシュカーサービス技術大会第1位・自動車整備1級講師
須藤さん。その他に四国整備振興会さん、TEXAのブレインサカモトさんやカイセ技術担当の村上さんなど
すごいメンツが揃いました。
オシロを使った相関コンプレッションやオルターネーターの故障診断
インジェクターの波形、点検
1級の問題もちらほら出題されましたがここら辺は何とかギリギリクリア出来ました。
ただすんなりと解いている方達もいらっしゃったので、自分がまだまだと言うことが
わかりました😥💦
オシロスコープを使った整備はかなりの素質を秘めていることが、改めてわかりとても勉強になりました。
最後に皆さんで記念写真!!
「ハイチ~ズ😁」
四国は遠い────!!(笑)
すごく良かったけど!!(笑)
オラぁは秋田だ~(笑)
それと・・・PCR検査は大丈夫でした😊✨
講師の先生方始め、勉強会でご一緒にさせて頂いた皆様ありがとうございました!!
R56 ジョンクーパー クラッチ交換
2021年11月9日 火曜日
R56も登場してから年数が10年以上もたちました。
色々と壊れる前に、フルメンテナンスしていきたいと思います。
今回のメンテナンス内容は、
・タイミングチェーン交換
・クラッチ交換
・ウォーターポンプ交換
・サーモスタットハウジング交換
・エンジンマウント交換
・ロアアームのブッショ交換
・バノスバルブ、テンショナー…ETC
と色々とありますが、長く乗っていくには、少なからずとも、大きな交換部品も致し方ないのです。
フロント廻りを取り外して行きます。
左右ドライブシャフトなどを、取り外して行きます。
エンジン取り外しましたら、クラッチ交換をしていくために、ミッションを分離させます。
クラッチを取り外します。
エレメントハウジングの取り外し、バキュームポンプも取り外します。
サーモスタットハウジング、ウォーターポンプも交換していきます。
バキュームポンプの内側Oリングは本来、手に入らないのですが、
特別ルートで手に入ります(笑)
クランクシールは後ろ側です。
エンジン脱着時しかシール部は交換できないので必ず交換します。
ロアアームのブッシュも交換です。
ロアアームのブッシュもエンジン脱着時には、
必ず交換しておいた方が良いです。
タイミングチェーン、テンショナーの交換です。
なんとチェーンカバーが劣化により粉々に割れていました。
オイルパンを取り外しかけらを取り出します。
チェーンも新品に比べて伸びています。
そもそも、エンジンの中身にプラスチック部品を使っていること自体が、あり得ないですけどね💦💦
タペットカバーパッキンも当然新品に交換です。
クランク前側シールも交換します。
エンジン周りに限らずトルク規定レンチは大事です。
クラッチのレリーズシリンダーも交換します。
その他ボルト類Oリングなど換えられる物は全て変えました。
無事全てを組み終わり、オイル交換をして終了です。
走りがどれだけ変わったのか、楽しみですね😊
セレナ エアコン効かない
2021年11月4日 木曜日
「エアコンが効かなくてやばい!!」との事で入庫です。
診断機につないで診てみます。
低圧はまぁ許すとして、高圧高すぎですね…と言うより、ファン回ってない!!
コンデンサーの熱が冷えないので、高圧が上がるのは当たり前だとして、一応確認の為、
コンデンサーに水をかけ冷やしてみます。
見る見る数字が正常に戻って行きましたね。
これで、ファンが回っておらずコンデンサーが冷えないためと言うことがわかりました。
次にファンが壊れているのか、リレーかセンサーか配線が断線、短絡しているのか確認していきます。
ファンモーターから電圧を図るときちんと13Vきています。
なのに、ファンが回らないとなると、モーターの故障です。
リレーもOKです。
ファンモーターを交換したら無事にエアコンも効きました😄
ベンツ W246 メンテナンス
2021年11月2日 火曜日
いつもありがとうございます😌
今回はベンツW246のオイル交換、クーラント、エアコンガス・エアコンフィルターなどの交換です!
メンテナンスにすごく気を付けて下さり、車もかなり喜んでいますね😄
オイルエレメントはエンジン奥側にあります。
アンダーカバーを外してオイルを抜きます。
クーラントの交換は右側ライナーを少し取り外して行います。
赤の部分のドレーンからクーラントを抜き取ります。
取り外したオイルエレメントです。
純正を取り付けて行きます。
エレメントキャップのOリングにもオイルをつけます。
規定トルクでキャップを締めつけます。
今回使用するオイルはロイヤル最強オイルXPRと最強添加剤SOD-1を注入させて頂きました!!
DCTオイルも交換したいとの事でしたが、まだ大丈夫でした✨
クーラントはケミテックの輸入専用LLCを注入していきます。
真空になる機会を取り付けて一気に注入していきます。
エア抜き不要なので、時間短縮にもなり、エンジンにも優しいです。
次はエアコンリフレッシュです。スナップオンDUALPROを使い隅から隅まで、
リフレッシュします。添加剤のワコーズパワーエアコンプラスも注入しました。
測定結果外気温34℃の時室内は7℃!!
十分すぎる結果です😆
室内フィルターの交換です。
ダッシュボードの下にあります。
取り外したエアコンフィルターです。
フィルターの中に色々なゴミが入っています💦💦
新品のエアコンフィルターを交換します。
綺麗な空気は大事です!!
今回は日常メンテナンスと言うより、いかに快適に運転が出来るかというメンテナンスでした。
安心感があると、運転気分も気持ちよくなれるものです。
何より、愛車のためにリフレッシュしてあげたので、より愛着がつくはずです😊
ありがとうございました😌
F56 クーパーS ガタガタ音
ミニクーパが、おかしい!!との事で入庫しました。
ちなみに自社のミニ子です。(先代のミニ子はお嫁に行きました!!とっても良い人に嫁がせて頂きました😊)
車乗り込んで、ギアを入れると、ゴー!!っと…これはエンジンマウントだ!!(心の声…)
確認のためボンネットの中を覗いて見てみると、見えずらい!!が…この感覚マウントしかないと、
ニュータイプなみの感を信じて、ヘッドライトを外して見てみると…
マウントが思いっきりビームサーベルで切られている…しかもオイルが漏れている…
ミニ…R系の弱点でもあったのに治っていない!!F系もダメか?!
と言うことで、リガズィからニューガンダムにはなれませんでした。
(話が脱線してしまいすいません😅💦(笑))
と言うことで、マウント交換のため邪魔になる部品をサクサク外しています。
カバーやら配管のステーなどを取り外していきます。
こちらが新品の状態です。取り外した逆の順で組付けて行きます。
はい!!無事に終わり振動も無くなりましたとさ😄🎵