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ベンツ ECUチューン 勉強会

2022年8月23日 火曜日

勉強会行ってきました!!

今回の勉強会は青森の整備振興会貸切っての勉強です

勉強内容ですが、なんとベンツのECU内部の書き換えをして見ると言う、

チューニングに近い内容になります。

トルクを上げたり、発進をスムーズにしたり、パンパン!!音を出したり、

まあまあスゴイ事を勉強してきました!!

講師はベンツECUのプロフェッショナルしーちゃん先生!!

そりゃ全国から勉強会の申し込み殺到するわ!!💦

だってこんな機会は二度と来ないんだもん🥺

勉強会に来てる皆さんは輸入車整備のプロフェッショナルです!!

私なんて足元も及ばない人達です!!

皆さん興味深々ですね😄✨

チューニングができると言うことは、コーディング等もできると言うことになるので、

ベンツのコーディングは、特に難しいと言われています。

1日目は頭を使った講習です。

ECUの中身など何を書き換えたらどう変わるのかを勉強中です。

二日目は整備振興会での勉強会です!!

駐車場はベンツだらけです😳💡´‐

今回の勉強会は自分の知らない世界を見る事が出来ました!!

そしてこんなにも勉強熱心な人達が全国にはいっぱいいると言うことです!!

それと特別に須藤ヂャイアント商会の須藤さんの工場見学させて頂きました!!

須藤さんには色々と相談に乗って頂いたり、

勉強を教えて頂いたりととてもお世話になっています😊

工場の中はとても綺麗に整理整頓されており、整備のしやすい工場だと思いました😊🎶

アコードハイブリットCR6 チェックランプ点灯

2022年8月8日 月曜日

突然エンジンチェックランプ・ABS・EPSブレーキ等の警告灯だらけになってしまい、

緊急入庫になりました!!

診断機に繋いで見ると、色々なフォルトが出てきましたが、吸気圧力センサーの故障コードが、

怪しいと診断機が教えて下さいました☺(見えずらくてスミマセン💦)

ライブデーターを、見てみると吸気圧力センターの数字が

177KPAになっていて空燃比が大きく偏っています。

(それで、ABS・EPSブレーキ等のランプが点灯したかと・・・)

ん~なるほど~

自分では納得してしまいましたね・・・

これはスロットル開度のコンピューター誤作動が起こしたと思われます。

どういう事かと言いますと、自動車のエンジン回転数が、エンジン不調によって、

少なくなった時にダイレクトに伝わっている部分がタイヤです。

何故なら、車はタイヤが回転して動いているからです。

車輪にはABSセンサーや、車速センサー、横滑り防止センサー

などなどたくさんの信号をコンピューターが読み取っているからです。

ここで、正常なエンジン回転数が、空燃比によって、制御されなくなった時に、車輪側のセンサーが、

何かおかしいぞと….

人間が乗り物酔いして、吐く時と同じです。

何ともなければ吐きませんよね

酔ったから吐くという感じです

ですからまずは酔いを止める事で、治ります☺

ですので、吸気圧力センサーを治して、空燃比が適性値になると、良いと思います!!

なぜここまでわかるかと言うと、各センサー等は5Vの安定化電源で、

信号をコンピューターに送っています!!

少しマニアックなのですが、大気圧が100KPAに対して吸気圧力が177KPAになっています。

この177KPAという値は固定値なのですが、(断線している数字のことです)

KPAを電圧計算すると、1KPAは0.0288Vで計算します。

大気圧100KPA×0.0288V=2.88Vが近い基準値になりますが、

0V~5Vの間を曲線グラフにしたら、なだらかに上がって行く曲線になります。

177KPA×0.0288V=5.09Vと計算するのは間違いではないのですが、

177KPAは断線固定数字です!!

センサーの信号は0V~5Vの範囲でコンピューターに出力してますので、5.09Vは断線と判断できるのです。

(この説明は長くなりますので、後でお話します💦💦)

それかECUの故障かこの二択ですが、

吸気センサーを短絡させると、診断機には、ECU信号が、

きちんと数字が出てくるので、十中八九吸気圧力センサーの内部断線です。

圧力センサーのカプラーを外して、わざと断線状態を作って見ると、ピッタシ5.09V!!

カプラーを差し込んでも、数字は変わらなかったので、圧力センサーの内部故障確定です!!

取り外した吸気圧力センサーです。

見た感じでは、わかりません。

センサーを交換したら、基準値の100KPA(大気圧と同じ)に戻りました!!

診断機でフォルトを確認して無事終了です!!

電子スロットルの自動車では、エンジンコンピューターとABSやブレーキなどのコンピューターはかなり、

親密な関係になります☺❤

W210 ベンツ チェックランプ

2022年7月29日 金曜日

W210EクラスベンツABS、ESPランプが点灯したとの事で、入庫になりました。

車検を取るには各チェックランプが点灯していたら、取れなくなってなっていますので、強制的整備ですね💦

個人的に好きなんですよね!!W210!!

これぞベンツ!!ってな感じがとても好きです😆

さっそく診断機を繋いで見ると、定番のストップスイッチの故障フォルトが、ありました。

ブレーキペダル奥にあるスイッチです。

長さが変わっていたので、改良品です。

W210大切に乗って下さいね☺

ランボルギーニ オイル漏れ・修理・オイル・エレメント交換

2022年7月20日 水曜日

ランボルギーニのオイル交換の作業依頼を頂きました!!

ランボルギーニ・・・スーパーカーじゃん!!

自分の工場にランボさんが入庫してくれる様になって嬉しいですね!!

さっそく作業していきます

車両をリフトUPしていくのですが、リフトの足をかける箇所もきちんと確認です💦

ランボルギーニには、オイルパンがありません。

ドライサンプ方式と言って、レースカーに良く使われています。

オイルポンプとオイルを回して、リザーバータンクに回して、

そこからエンジンに送り込みます。

コーナなどの重力かたよりのため、オイルがエアー吸い込みの影響を受けないためです。

ドレーンカ所が2個ありますので、抜いて行きます!!

エレメントも交換なので、エンジンカバーで囲われている部分を取り外していきます!!

V10エンジンデカいです!!

バキュームホースなど取り外しエレメントを外していきます!!

オイルエレメントの工具は特殊な8角形レンチです。

このレンチがないと、エレメントの蓋が壊れるので、必ずこのタイプのレンチが必要になります!!

エレメントを入れ替えして終了になりますが、

ドライサンプ式のオイル交換は油温を規定値温度まで上げてからレベルゲージでの確認になります。

油温70℃~90℃に合わせ1900rpm~2300rpmで1分待ちます。

そのあと、アイドル回転数で3~5秒間たってからエンジンを止めます。

ここでやっとレベルゲージでのオイル量の確認になります!!

そして・・・下回りを見てみると、何やらメッシュホースの所に赤いオイルが溜まっているのを発見・・・

このホースを辿って行くと、クラッチコネクター部から漏れています。

黒の筒状の部分に亀裂が見られます。

この部分から油圧がかかると、オイルが吹いているのですね💦💦

原因が分かったので、取り出して部品を注文・・・

部品の見積もりを見てみると・・・

44万⁉・・・・あれ?間違ったかなと?と思い、再度確認するも・・・

やはり44万!!・・・

単なる筒だよ?・・・

これ国産だったら3千円位の部品だよ

ありえなーい!!

こんな部品に44万もかけるなんて・・・

無いよね(;^ω^)

何とかなんらないかなー・・・

と考えた結果・・・

亀裂が入っている部分が5㎜位ボルトを締めて、プラグをはめ込んでも、

あと10㎜位の余裕がある・・・

これは5㎜の亀裂が入っている部分を切り落としても問題がないと判断して、切断しました😁

銅ワッシャーをはめ込んで、既定トルクを締め付けをします。

油圧がかかっても、漏れや噴き上げは無くなりました!!

Eギアサーキットフールドの調整を行い無事オイル漏れが治りました。

お客様にとても喜んで頂きました😆

今回ランボルギーニの整備に関してですが、メーカーがここまでボッタくる⁉って

心底思いました。今回自分がたまたま整備したので、この様な処置を施しましたが、メーカーだったら、

交換ですよね・・・

しかも周りのホースも交換しなければならないと言われそれも5本位のホースがついていました!!

単なる油圧ホースがですがこの部品も1本が18万?!

5本交換して、クラッチクイックコネクターも交換になったら、150万Over!!

スーパーカー恐るべし!!

それと、クラッチコネクターの亀裂は多分ですけど、前の整備した人の締め付けが強すぎて、

亀裂が入った感がありました。(多分ですけど・・・😂💦←自分が思っただけですので💦💦)

スーパーカーは色々な意味で恐るべし!!

アウディ S3 DSGオイル・ハルデックスオイル交換、前後デフオイル交換

2022年7月6日 水曜日

S3DSGオイル、フィルター、ハルデックスオイルの交換になります。

DSGのフィルターはバッテリーの下側にあります。

フィルターキャップはプラスチック樹脂系で、熱で変形するので、キャップも交換になります。

フィルターを取り外したら、中に入っているオイルも吸い出します。

綺麗に吸い出したら、取り外した逆の手順で、トルクレンチで締め付けていきます。

樹脂系のキャップはトルク大事です!!

次はDSGオイルを抜いていきます。

余談によりますが、DCTオイルもDSGオイルもある程度温度を上げてからの、排出になります。

なので、時間がかかるのです!

ここでの私は、設定資料を確認しながら作業しています

DSG オイルを抜きます。ある程度抜きましたら、オーバーフローバルブを抜いて行きます!!

勢い良く飛び出しますので、注意です

前後デフオイルを抜いて行きます。

ハルデックスオイルを抜きます。

DSGオイル・前後デフオイル・ハルデックスオイルを抜き終わりました

前後デフオイル注入していきます。

オイルはロイヤルパープルのMAXGEARオイルです!!

ハルデックスオイルは純正を使用します!!

エンジンオイル、オイルエレメントも交換していきます。

DSGオイルの注入は専用の機械を使用し、注入していきます。

DSGオイルは油温が上昇するのが早いので、診断機を常に見なければいけません!

油温調整をしてオーバーフローさせます。

最後にDSGのアダプテーションを行い終了です!!

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