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ブログ

ランボルギーニーウラカンオイル交換

2024年10月22日 火曜日

今回は、ウラカンのオイル交換、エレメント交換の作業です。

あまりオイル交換のブログは載せないのですが、スーパーカーなので載せます!!

私はスーパーカーが好きなのです!!

そして、作業内容もこれまた本当にスーパーでした💦

まずは、トランクルームを開けてエンジンルームを確認します!!

あ~狭いね!!綺麗にエンジンに収まっているのですがね・・・

オイルエレメントはこの位置にあります

ウラカンの場合クーペータイプとオープンの二種類あるのですが、

このウラカンはオープンタイプなので、作業スペースが狭いのです

そこを何とかエレメントを取り外して行きます

古いエレメントを取り外し、新品を取り付けます

車体を、リフトするのですが、これが緊張する瞬間です😱💦

フロント部は全てチッピング等で塗装されているのでリフトの足をかける部分が分かりづらいです

修理書を見てるので大丈夫ですが(;’∀’)

もし違う部分にかけてしまったら・・・・・

THE・ENDです💦

リア側は分かりやすいので大丈夫です・・・

が!リフトアップする時「ミシッミシッ!!」 

えっ!?・・・・

後ろのリフトをかける部分がアルミ板なので押されるその音でした💦

心臓に悪いね(>_<)💦

リフトupします

ここで驚いた事が・・・

アンダーカバーの止めているボルトの数が60個・・・!!

アンダーカバーを取り外すとまたその下にアンダーカバー・・・!?

まさにスーパーですね!!

ボルトの長さが違うのも有るので、きちんと並べます!

ランボルギーニーは、ドライサンプ方式と言ってオイルパンがありません

大体の車はオイルパンに1カ所ドレーンボルトが有るので、その1カ所を外したら

オイル抜きが出来るのですが、ウラカンは8カ所あります

と言うわけで、80カ所のドレーン取り外しオイルを抜いて行きます

トータルでの抜き量は8ℓ位抜けます

オイルが抜き終わりましたらトルクレンチできちんと締めて行きます

ドレーン箇所によって締め付けトルクは違いますので、ここはきちんと整備作業書を見てやります

一番弱い箇所で10Nmですが、強い箇所では45Nmもあります

油量調節ですが、エンジンを始動して100℃~110℃に湯量を上げて2分後にレベルゲージでの

確認となります

整備の初歩的な作業の1つオイル交換ですが、これは・・・初歩的ではありませんでしたね💦

スーパーカーはやはりスーパーでした😅💦

R56ミニ ABSDSC エアバックランプ点灯

2024年9月20日 金曜日

皆さんお久しぶりです!!

各チェックランプが点灯したので見て下さいとの依頼です

まずは診断機を繋いで見ると・・・

この故障内容を見て見るとABSユニットと通信はしていない状態ですね

こうなるとユニット交換となるのですが・・・が・・・が!

きちんと故障原因を調べないと ユニット1つで20万以上しますので、

誤診はNGなんですよ!!

まずは、電圧が来ているか、回路図を見ながら診断していきます

電気はきています

全ての電圧チェックOKでしたので

ABSユニット本体内部の故障になります

本体ECUから信号を送っているのにもかかわらず、信号が帰ってこない・・・💦

line既読スルーみたいな・・・💦

この場合ユニット本体交換になるのですが、値段が20万・・

これはきついので、修理してもらいましょう😊

修理してもらうと金額は4分の1位なので年式の古い車種でしたら、これが良いかと思います!

それではABSユニットを取り外して行きます

取り外しましたら修理をするため郵送します

修理が終わり、エア抜き等してフォルトが無いのを確認

試乗走行して終了になります

今回の修理は診断が何より大事でした

国産の場合も輸入車もコンピューターを調べる時は

時間と手間が掛かります

あれは・・・忘れもしないTト事件と言うものがありました

ABSランプ等が点灯しているので見て下さいと言われ2~3日診断している中・・・

回路図やらユニット取り外しやらで、時間がかかるのは、当たり前なのですが・・・

お客さんに「そこまで見てって言ってないよ・・・そんなに時間かかるんだったら、他の所に持って行くよ

整備詐欺だな!!」と言われた事があります「診断機差し込んだら故障わかるでしょう?!ABSユニット電源

エラーって出てるじゃん!!」さらに「診断機差し込みするのに3日もかかるのかこの会社!!これで3日分の

診断機支払うのなんて詐欺だ!!」と言われましたね・・・

仮に診断機で全ての故障が分かるなら整備士はいらないと思います

診断機はあくまでヒントをくれるだけなので・・・

電球の明かりが点灯しない場合電球までの配線が切れてたとしても、診断機では電球不良と故障コードが、

表示されます

「電球前の配線断線」とまで診断機では表示されないのです

電球なら値段は安いので、間違って交換してもあまり痛手では負わないもですが、これがECUユニット

やABSユニットなどコンピューター関係の部品だったら、数十万がドボン!!

お客さんに「診断機でABSのユニットが通信不能と故障コードが出てましたので交換したのですが、違いました。ユニットのカプラーの緩みでした!!修理費、部品込みで33万です」

とお客さんに言うとどうなるでしょう・・・(;’∀’)

もちろん、誤診だ!!っと言ってお金は払わないですよね・・・(;^ω^)

こうならない為の診断機です💦

診断機はあくまでも、ヒントをくれる機会だと言うことです!!

それ以上でもそれ以下でもないと言うことを皆さんに知って頂きたいと思います😋

エンジンチェックランプ F56 ミニクーパー

2024年7月18日 木曜日

みなさ───ん!!

どーもお久しぶりです!!

本当に半年位ブログ止まっていました💦💦

いやー色々ありまして・・・

営業はしてましたよ(笑)😅💦

パソコンが壊れたり、デジカメのデーター(今までの整備内容)が全部消えたりとトラブルが

ありまして、やっとの事で復活出来ました( ;´Д`)💦

ではブログ再開していきます!!

F56ミニクーパーですが診断機を差し込みますと・・・

このフォルトはラムダセンサー故障が出ていますが・・・ここできちんと測定しないといけません

ラムダセンサーヒーター作動断線と出ていますので、ラムダセンサー回路の抵抗を図ります

大体通常ですと、25~6Ω位の抵抗ですが

5.41KΩ=5410Ω抵抗値が高いですね

これはラムダセンサーのヒーター回路断線で間違いないので、交換していきましょう

エアクリーナーBOX、インテークパイプ取り外して行くとアクセスできます

今回はキャタライザー後なので、触媒後のラムダセンサーになります

交換後はデータモニター確認します

ヒーター回路作動OKですので、これで修理は終わりです

ラムダセンサー(別名O2センサー)は点灯しても車は異常なく走るのですが、O2センサーは名前の通り

燃料の空気の部分を測定していますので、O2センサーが壊れると燃調が濃くなり、

触媒を痛める原因になりますので、早めの交換が良いと言われています!!

                                                       あと燃費も良くなりますよ~😊🎶

R55 Miniクラブマンエンジンチェックランプ点灯

2023年6月10日 土曜日

走行に全く吹き上がらなくなり、エンジンチェックランプ点灯との事

レッカー車で運ばれてきました!

診断機を繋いでチェックしてみると、バルブトロニックの調整領域のエラーのフォルトがあります!

バルブトロニックとは、BMW社の可変バルブ機構の事です!

バルブトロニックの調整で治る事がありますので、純正診断機で調整してみます

ストップ位置を学習します!

無事ストップ位置の調整も終わり、テスト走行してみると、エンジンチェックランプ再度点灯!?

なーぜ

バルブトロニックの調整に何か不備があったのかな?

と思い、再度診断機で見て見ると、

バルブトロニック調整不可の新たな故障コードが・・・

バルブトロニックモーターはエキセントリックシャフトセンサーからの

信号などを介して調整されるのですが・・・

タペットカバーを取り外し、バルブトロニックモーターが動いているかを確認してみると、

きちんと歯車を介してカムシャフトが回っています!

ここで、回路図を取り出して見て見ます!

バルブトロニックモーターからECUには10線信号取っています!

モーター線からアース、各センサー等を調べていまきます

バルブトロニックモーター部にオシロスコープを割り込ませて波形を見て行きます!

ニップルを差し込み数が多いので、番号を付けて見やすくしないといけません!

10カ所も差し込みしますので大変です💦💦

波形を見て行くと・・・モーター波形、ON・OFFの切り替えはOKですが・・・

一カ所ずつ見て行くと何やら、変な波形があります!

変な位置でON・OFFの繰り返しをしているので、正常なストップ位置が検出されないのだと思われます!

カム、クランクセンサーの波形は正常だったので、

エキセントリックシャフトセンサー内臓式の、バルブトロニックモーターの故障です!

取り外したバルブトロニックモーターですが、11極端子になっています

エキセントリックシャフトセンサーとモーターは別々にした方が、

ユーザーにとっては安上がりですけどね💦

新品のバルブトロニックモーターを取り付けて、ストップ位置調整も無事に終わり、

終了です!!

ベンツ GL エンジンチェックランプが点灯

2023年5月26日 金曜日

アクセル踏み込みんでも、加速がしないとの事で入庫です。

エンジンチェックランプも点灯してしまい、ATの変則もしてくれないとの事で、

お客様は「ATミッション壊れたかもしれない・・・修理に100万以上かかるかも・・・

とかなり深刻になっていました・・・。

ん──

走行キロ数は10万Kmも走行していないですし・・・

このタイプのベンツATが、壊れたとあまり聞いたことが無いのですが・・・

この症状・・・診断機をつける前に何となく、解った様な感じがします。

このベンツはジーゼルなので、EGR,DPF関係の様な気がします。

診断機でチェックしてみると・・・・・・

やはり、EGRアクチュエーター(排気ガスを再度戻して燃料室に送るモーター)の故障

コードが表示されています。

データーモンタで数字を確認すると、ススのつまりは、無いですが(排気ガス背圧で確認します

EGRアクチュエータの数字が4%ですが開いています。

本体アイドリング時では0%です。

EGR,バルブが固着しているのか、アクチューターのセンサの内部故障かのどちらかだと思いますので、

取り外して確認して行きます。

 

ターボの横にあるのが、EGRバルブです。

ボルト2本で取り付けられているのですが、これが中々外れてくれません💦💦

Oリングががっちりはまり込んでいるため、叩きながら回して何とか、取り外します。

取り外したEGRバルブですが、ススはそれほど蓄積はしていませんでした。

まずは、アクチュエーターの洗浄して行きます

EGR洗浄液を使い浸透させています

洗浄中・・・

モーター部のカバーを取り外し、アクチューター部の動きをチェックしましたが、動きはスムーズでした

と言うことは・・・

洗浄したEGRバルブを再度取り付けて見ました・・・・

その結果・・・・

ダメ!!でした💦💦

アクチュエーターの動きはEGRバルブセンサーで制御されているので、EGRバルブASSY交換になります・・・

新品のEGRバルブです。アクチュエーター部分は金色なんですね!

ほぉ~金色ですか・・・

ガスケット、Oリングも新品に取り付けてデータモニタを確認するとEGR開度は0%で落ち着いています。

実走して確認すると、加速も良くAT切り替えも問題なしです

お客さんに整備終わりましたと伝えると、「ATミッションの故障だと思ったから代替えも考えてたよ!

治って良かった!!」と喜んでくれました。

ただ一つここで、お客さんにアドバイスしました

ブログ見てる皆さんにも伝えたい事があります。それは・・・

車が故障した時に自分でここがおかしいかも?と整備屋さんに言わないことです!!

今回のベンツの件で言いますとお客さんがATミッションが壊れたかもと思い込んだ状態で、

整備屋さんに話したら、どうなるかって事なのです

仮に私がぼったくり整備士だった場合、EGR交換等で10万位で整備出来たとしても、

例で例えますと・・・

その1 

お客さんに「お客さんの言う通りATミッションの故障ですね!!部品は新品で工賃込みで、

200万位かかります

その2

中古で100万位でありますが、どうしますか?新品の方が良いですか?

その3

下取りしますよAT故障で値は下がりますが・・・それなりに高く買取します!!

皆さんこの様に言われてしまったらどうしますか?

ほとんどの人がその2を選ぶか、その3の下取りを選択すると思います。

この様な経験された方いませんか?・・・

基本みんな良い車屋さんです😊

ですが、中にはこういう車屋さんもいますので、注意しましょうね💦

(こんな考えを持つ私がひねくれているのかもしれませんが・・・💦

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