BMW Z4 E89 35I オイル交換・スナップオンエアコンリフレッシュ
皆さんこんにちは(^^)/
冬が終わり、春、夏、に向けての、メンテナンスが始まってきました。
オープンカーのZ4!!かっこいいですね~♡♡♡
しかも、300馬力OVER……ヤバイです!!
オイル管理は、しっかり整備して行きましょう!!
リフトUP下回り確認後、オイルを抜きます。
今回のオイルはロイヤルパープルのHPS5W―30とSOD-1です。
続いて、エアコンリフレッシュしていきます。
始めに圧力チェックをして、今のエアコンの状態を確認していきます。
只今の、外気温13℃に対してエアコン風温度は4℃。
この圧力により、コンプレッサーがおかしいのか、配管が詰まっているのか、
ガスが漏れているのか、ある程度の予測はできます。
人間の健康面もそうですが、機械にも基準とされる数値と言うものが
あります。この基準値を知らなければ診断は出来ません。
それではさっそく施工していきます。
作業が終了しました。
その結果エアコンガスが350g回収、正規充填量が530gなので、
180gも不足していた事になります。
無くなったガスはどこへ?
ガスは空気になり水分を含み配管の中を回っています。
エアコンステーションでしかっり真空乾燥してますので、安心です。
ワコーズのパワーエアコンも注入します。
施工終了後の圧力チェックの結果は、
外気温20℃に対してエアコン風6℃。
ここで、施工前の圧力チェックの結果を比べてみます。
低圧の数字は変わらず、高圧側の差だけです。
基準値を見ると施工前の高圧は外気温13℃に対して、低めです。
低圧側も低めです。施工後の高圧は外気温20℃に対して適正値です。
低圧側はやや低いです。
低圧側が低い場合は
ガス量が少なかったり、ガス漏れや、空気の混入などがあります。
(その他にも原因はあります。)
エアコンガスは基準値通りに注入しているので、ガス量はOKです。
圧力チェックでガス漏れもOK、真空乾燥しているので、空気の混入も
チェックOK、だとしたら、エキスパッションバルブの詰まりや、
コンプレッサーの能力低下が考えられます。
よだんですが、輸入車のエアコンコンプレッサーは
管理が悪いと焼き付け故障があります。
前期型のZ4はエアコンコンプレッサーが良く壊れるのは焼き付けのためです。
(圧縮不足による故障)
施行車のZ4は後期型なので大丈夫です。
もともと、Z4系のコンプレッサーの耐久力が少ないのかもしれませんね。
これ以上悪くならない様に車検事に施工した方がいいです。
輸入車の場合コンプレッサー故障となると30万コースですので、
(エキパン交換やレシーバー交換、配管掃除もあります。)
エアコンメンテナンスは一度だけではなく、2年、最低でも3年に1回は
必ず施工しましょう。
エアコンステーションでは、今回の様に基本施工して、
エアコン状態を知ることが出来ますので、
皆さんも一度この機会に試してみてはいかがでしょうか(*^^*)