アコードハイブリットCR6 チェックランプ点灯
突然エンジンチェックランプ・ABS・EPSブレーキ等の警告灯だらけになってしまい、
緊急入庫になりました!!
診断機に繋いで見ると、色々なフォルトが出てきましたが、吸気圧力センサーの故障コードが、
怪しいと診断機が教えて下さいました☺(見えずらくてスミマセン💦)
ライブデーターを、見てみると吸気圧力センターの数字が
177KPAになっていて空燃比が大きく偏っています。
(それで、ABS・EPSブレーキ等のランプが点灯したかと・・・)
ん~なるほど~
自分では納得してしまいましたね・・・
これはスロットル開度のコンピューター誤作動が起こしたと思われます。
どういう事かと言いますと、自動車のエンジン回転数が、エンジン不調によって、
少なくなった時にダイレクトに伝わっている部分がタイヤです。
何故なら、車はタイヤが回転して動いているからです。
車輪にはABSセンサーや、車速センサー、横滑り防止センサー
などなどたくさんの信号をコンピューターが読み取っているからです。
ここで、正常なエンジン回転数が、空燃比によって、制御されなくなった時に、車輪側のセンサーが、
何かおかしいぞと….
人間が乗り物酔いして、吐く時と同じです。
何ともなければ吐きませんよね?
酔ったから吐くという感じです!
ですからまずは酔いを止める事で、治ります☺
ですので、吸気圧力センサーを治して、空燃比が適性値になると、良いと思います!!
なぜここまでわかるかと言うと、各センサー等は5Vの安定化電源で、
信号をコンピューターに送っています!!
少しマニアックなのですが、大気圧が100KPAに対して吸気圧力が177KPAになっています。
この177KPAという値は固定値なのですが、(断線している数字のことです)
KPAを電圧計算すると、1KPAは0.0288Vで計算します。
大気圧100KPA×0.0288V=2.88Vが近い基準値になりますが、
0V~5Vの間を曲線グラフにしたら、なだらかに上がって行く曲線になります。
177KPA×0.0288V=5.09Vと計算するのは間違いではないのですが、
177KPAは断線固定数字です!!
センサーの信号は0V~5Vの範囲でコンピューターに出力してますので、5.09Vは断線と判断できるのです。
(この説明は長くなりますので、後でお話します💦💦)
それかECUの故障かこの二択ですが、
吸気センサーを短絡させると、診断機には、ECU信号が、
きちんと数字が出てくるので、十中八九吸気圧力センサーの内部断線です。
圧力センサーのカプラーを外して、わざと断線状態を作って見ると、ピッタシ5.09V!!
カプラーを差し込んでも、数字は変わらなかったので、圧力センサーの内部故障確定です!!
取り外した吸気圧力センサーです。
見た感じでは、わかりません。
センサーを交換したら、基準値の100KPA(大気圧と同じ)に戻りました!!
診断機でフォルトを確認して無事終了です!!
電子スロットルの自動車では、エンジンコンピューターとABSやブレーキなどのコンピューターはかなり、
親密な関係になります☺❤