ベンツ GLA バッテリー交換
ベンツのバッテリー交換の整備依頼を受けました!
まず初めに、ベンツに限らずバッテリー交換は必ずバックUP電源を取りましょう!!
それほどバッテリー交換は思っているより大変なのです💦
バッテリーを外す時は問題ないのですが、取り付ける時が一番怖いのです!!
電源が入っていないコンピューターにいきなり14V位の電圧が瞬時に発生すると、
コンピューターのプログラムが消去され、
中のトランジスタの回路が壊れたりなどのトラブルを発生させる時があります。
そうなってしまったら、エンジンECU交換!!ってなります!!(~十万円)💦
そして・・・実はバッテリー上がりのジャンプスターター時はもっと怖いんですよ😱
皆さんジャンプスターターをする時は一度バッテリー上がりの方の、
⊕と⊖にテスターを図って見て10V位だったらジャンプしても大丈夫です!
それ以下の電圧でしたらバッテリー充電器で10V位まで上げてからジャンプしましょう!!
充電器がなかったら、相手側のバッテリーから電気」をもらいながらやって下さい!!
この時1番重要なのは絶・・・・・対にIGをONにしないこと!!
10V以上になるまでは、ドアをなるべく開けないことです!
今の車はドアを開いたとき(ウェイクアップ時)に
ハンドルが動いたりシートを自動で動いたりするので、その動いてる瞬間にもし、
クランキングしてしまったら、その部分に一気に電流(40A以上)が流れてしまい
ドアのコントロールユニットやハンドルECUなどが壊れる可能性があるのです💦
クランキングする時は、モーターの動きが終わってから実行しましょう!
ちなみにですね・・・ワタクシ嫌いな整備はバッテリー交換なんです!💦・・・・・・
それではバッテリー交換していきます!
まずは診断機を差し込み、フォルトを確認すると、バッテリーセンサー故障が出てきましたが、
これ騙しです!!
専用のバッテリーテスターを繋いで見て見ると、CCAは270CCA(コールドクランキングアンペア)
寒いときに、エンジンの始動性を図る数字ですが、高いほど良いのですが、ベンツでしたら、
750CCAは欲しい所です!
SOHとはバッテリーの寿命みたいな物です。
昔ガラケーを使っていた時に充電100%なのにすぐバッテリー切れが起こるあれです・・・
SOCとはバッテリーがどれだけ充電されているかの量です。
この場合オルターネーターで充電しているのに、中々バッテリーが充電されなくて、
コンピューターの方でバッテリーセンサがおかしくて充電されないよ!!
と信号だしてしまってますね💦
エンジン始動時にはきちんと電流を流して、充電しているのがわかります。
バッテリーバックUPをきちんと取ります!
バッテリーの⊕端子⊖端子を取り付けてからバックUP電源を取り外します!
それとジープ用のバックUP電源を取らない場合は、必ずザージプロテクターを端子に挟み込んで、
取り付けます。
これでバッテリー交換が終了になります!!